2020-02-28 [雑記]
○(ほぼ)まいにちブックガイド
えー、自宅待機食らった人が暇を潰す時に読む本をご案内するというのをコンセプトに春分あたりまで(ほぼ)毎日なにか紹介したいと思います。
私のご案内なのでランキングとは無縁だし、役に立たないやつなのでそこんところはご了承ください。
第1回目はこちら。
マーセル・セロー著、村上春樹翻訳の「極北」です。


コンセプト的に電子書籍を紹介しなくちゃいけないのですが、紙の本しか出てません。
中公文庫1月の新刊なので、まだ店頭にあるでしょう。
ほんとはこの本、あまり情報を入れずに読んでもらいたいのです。
この前振りがあると「衝撃のラスト」とか「意外な真犯人」とかのお約束があるんだけど、先の展開がとにかく気になる小説で、そこを教えちゃうとなーってやつなのですよ。
ジャンルとしては、主人公の波乱に満ちた人生が描かれるポストアポカリプスものです。しかもSFやホラーではなく「文学」寄りのポストアポカリプス。
主人公はシベリア奥地の入植地唯一の生き残り。街も、シベリアの外の文明も崩壊して射るのだけれど、街があった頃の習慣を続けているという若者で、この人の一人称で物語が描かれます。
一人称小説の特徴として基本的に「今」しかないため、過去になにがあったのか、どうしてこういう状況になっているのか、なかなか語られません。そこがいいスパイスになっていて面白いところなのですが、せっかちな今の読者さんだとイライラするかもしれませんね。
ちょっとだけネタバレをすると、主人公はアメリカの行きすぎた資本主義や文明を嫌ってシベリア奥地に入植してアーミッシュ的な自給自足生活をしはじめたクエーカー教徒の子どもなんです。なのでこの物語は人生を描く文学であるのと同時に、人類にとっての信仰とはなんなのかを問うおはなしでもあります。
ただ、著者や想定された読者とは違う価値観を日本人は持っているわけですから、抹香臭い(誤用)ところもヒャッハーもの特有の味付けのように読めて、なかなか興味深いのですよ。
▽全国の小中高 臨時休校要請へ 来月2日~春休みまで 首相(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200227/k10012304751000.html
「鬼滅の刃」が店頭になくてほんとごめん!
▽休校要請「学校設置者の判断妨げない」 文科省が通知(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASN2X3SL9N2XUTIL019.html
>「科学的・学術的な観点から詳細なエビデンス(根拠)の蓄積が重要なことは言うまでもないが、極めて切迫した時間的制約の中で、最後は政治が全責任を持って判断すべきものと考えて決断した」
つまりエビデンスはないのか……。
案の定1日でトーンダウン。
明日の記者会見は大丈夫?
それにしても、政権が想定してる「一般家庭」が、専業主婦がいて正社員な旦那がいる家庭なのが暴露されてしまいましたね……。
全校休校で得られる効果と発生する不利益のバランスはどうなのかというのは置いておいて、まず思うのは25日の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」ってなんだったんだろうね……ってことです。
せめて基本方針に書いてよ。「柔軟に対処する」でもよかったんだよ。泥縄思いつきでてきとうにやったように国民が感じてしまうこともなくて、もう少しうまく出来たんですから。
あと記者会見前に学校現場や教育委員会、地方自治体へ事前連絡しないとだめだよ。
意思決定プロセスどうなってんの。
▽新型肺炎で臨時休校 看護師2割の170人出勤できず 帯広厚生病院が一部の診療制限へ(十勝毎日新聞/Yahoo!ニュース)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200227-00010000-kachimai-hok
全国でこういうことが……。
えー、自宅待機食らった人が暇を潰す時に読む本をご案内するというのをコンセプトに春分あたりまで(ほぼ)毎日なにか紹介したいと思います。
私のご案内なのでランキングとは無縁だし、役に立たないやつなのでそこんところはご了承ください。
第1回目はこちら。
マーセル・セロー著、村上春樹翻訳の「極北」です。
コンセプト的に電子書籍を紹介しなくちゃいけないのですが、紙の本しか出てません。
中公文庫1月の新刊なので、まだ店頭にあるでしょう。
ほんとはこの本、あまり情報を入れずに読んでもらいたいのです。
この前振りがあると「衝撃のラスト」とか「意外な真犯人」とかのお約束があるんだけど、先の展開がとにかく気になる小説で、そこを教えちゃうとなーってやつなのですよ。
ジャンルとしては、主人公の波乱に満ちた人生が描かれるポストアポカリプスものです。しかもSFやホラーではなく「文学」寄りのポストアポカリプス。
主人公はシベリア奥地の入植地唯一の生き残り。街も、シベリアの外の文明も崩壊して射るのだけれど、街があった頃の習慣を続けているという若者で、この人の一人称で物語が描かれます。
一人称小説の特徴として基本的に「今」しかないため、過去になにがあったのか、どうしてこういう状況になっているのか、なかなか語られません。そこがいいスパイスになっていて面白いところなのですが、せっかちな今の読者さんだとイライラするかもしれませんね。
ちょっとだけネタバレをすると、主人公はアメリカの行きすぎた資本主義や文明を嫌ってシベリア奥地に入植してアーミッシュ的な自給自足生活をしはじめたクエーカー教徒の子どもなんです。なのでこの物語は人生を描く文学であるのと同時に、人類にとっての信仰とはなんなのかを問うおはなしでもあります。
ただ、著者や想定された読者とは違う価値観を日本人は持っているわけですから、抹香臭い(誤用)ところもヒャッハーもの特有の味付けのように読めて、なかなか興味深いのですよ。
▽全国の小中高 臨時休校要請へ 来月2日~春休みまで 首相(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200227/k10012304751000.html
「鬼滅の刃」が店頭になくてほんとごめん!
▽休校要請「学校設置者の判断妨げない」 文科省が通知(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASN2X3SL9N2XUTIL019.html
>「科学的・学術的な観点から詳細なエビデンス(根拠)の蓄積が重要なことは言うまでもないが、極めて切迫した時間的制約の中で、最後は政治が全責任を持って判断すべきものと考えて決断した」
つまりエビデンスはないのか……。
案の定1日でトーンダウン。
明日の記者会見は大丈夫?
それにしても、政権が想定してる「一般家庭」が、専業主婦がいて正社員な旦那がいる家庭なのが暴露されてしまいましたね……。
全校休校で得られる効果と発生する不利益のバランスはどうなのかというのは置いておいて、まず思うのは25日の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」ってなんだったんだろうね……ってことです。
せめて基本方針に書いてよ。「柔軟に対処する」でもよかったんだよ。泥縄思いつきでてきとうにやったように国民が感じてしまうこともなくて、もう少しうまく出来たんですから。
あと記者会見前に学校現場や教育委員会、地方自治体へ事前連絡しないとだめだよ。
意思決定プロセスどうなってんの。
▽新型肺炎で臨時休校 看護師2割の170人出勤できず 帯広厚生病院が一部の診療制限へ(十勝毎日新聞/Yahoo!ニュース)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200227-00010000-kachimai-hok
全国でこういうことが……。
2020-02-28 18:58


